深夜勤の方が語ってくれた|自分自身について語ること

かつて、ビジネスホテルのフロントでアルバイトをしていた。昼勤というか早勤というか、世間一般の会社が働いているでいるであろう、8時17時にぐらいの時間帯で。急な事情があって、深夜勤のおじさんと数時間、勤務することになった。

いつもきれいなリーゼントで、なんならきれいにパーマを当てていると思ってから、迫力がヤバい。

世代的に、田舎在住だったからギリギリ、こういうのが流行っていた時代があることを知っている。

個人的には抵抗感があってこういう文化に染まるのは、ダサい、時代遅れという感じがあったが、品川庄司の筋肉じゃない方が書いた漫画が学校内で回し読みされていたから知っている。

ビー・バッ●・ハイスクールが流行っていた世代があるということも。


引継ぎ後の、「がんばれよ」の肩トントンが何気に圧がある。

そう感じていた。

そんなおっさんと、一緒に数時間勤務することになったとき、おしっこちびりそうになった。

チェックアウトするお客さんが途切れたときどきに、おっさんは、自分の過去についていろいろと語りだした。

どうして、いま深夜勤をしているのか、お前にはこれから先がある、こんな仕事、長く続けるななどなど。

ちょっとした理不尽があっても、このおっさんがいれば、正論をいって戦ってくれる。そんなこと感じにあまえて、おっさんの意に反して、1年以上、勤めてしまった。

自己開示というのは難しいけど、開示をすることで、相手に与える安心感は「ヤバい」。おっさんはだてに生きているわけじゃない。